ビタミンD不足
体にビタミンDが不足していると、骨がもろくなって些細なことで骨折します。子供だと低身長になることがあります。
不通にご飯を食べていてもビタミンDは不足します。
ビタミンDの役割
ビタミンDの役割は、骨を丈夫にすることです。
ビタミンDのおかげで骨の成分であるカルシウムが腸で吸収しやすくなります。血液の中にたっぷりカルシウムが満たされることによって密度の高い骨が形成されます。
ビタミンDが不足していると‥
ビタミンDが不足していると、腸からうまくカルシウムを吸収できないため、骨にカルシウムをうまく送ることができなくなります。なので、骨は脆(もろ)くなってしまいます。
高齢者は「骨粗しょう症」になりやすくなったり、普通の大人でも「骨軟化症」になったりします。
また、子供に起こると「骨軟化症(くる病)」といわれ大変です。子供は骨が成熟していないので「O脚」になってしまったり、背骨が「側弯」したり、「低身長」になったりします。
ビタミンDが不足しやすい人の特徴
①太陽の光を浴びていない人
ビタミンDは日光の紫外線を皮膚に浴びることで合成されます。食事でしっかりビタミンDを摂取していても日光を浴びていないことによってビタミンDを体で十分につくれずビタミンD不足になります。
日光を浴びるということはとても大切なことです。
なので、
- 引きこもりの人
- 仕事などで昼夜逆転の生活の人
- 日焼け止めを塗り過ぎている人
など、日光を浴びれないでいる人は要注意です。
家の中で窓ガラス越しに日光を浴びていてもガラスはほとんど紫外線を通さないのでビタミンDはつくられません。
家からでて日光をきちんと浴びましょう。
ただ浴びすぎると、
- 皮膚のしみ
- 皮膚がん
などのリスクがあるので浴びすぎは良くありません。
日光を浴びる時間はどのくらい?
日光の強さや場所にもよりますが、だいたい15分くらいで十分です。全身に浴びなくても大丈夫です。
②食生活に偏りのある人
ビタミンDが多く含まれている食品
- サケ・マグロ・アジ・サンマ・ウナギ
- 干しシイタケ・きくらげ
- 鳥の卵
などを摂取しましょう。
ビタミンDは、「脂溶性ビタミン」といって“脂に溶けやすいビタミン”です。
なので、油で炒めると効率よく体に吸収できます。
青野菜にはビタミンDは、ほとんど含まれていませんので野菜ばかり食べていても不足してしまいます。
どうしても日光も浴びれないし、食物からもダメだという人は、サプリメントを飲んでください。
ただサプリメントを多く飲み過ぎると危険です。
ビタミンDを多く摂りすぎると‥
ビタミンDを多く摂りすぎると、血液の濃度がどんどん上がってしまい「高カルシウム血症」になってしまいます。
高カルシウム血症になると、
- 不整脈
- 腎不全
を引き起こすことがあります。
食事では余程のことでない限り、高カルシウム血症になることはありません。
サプリメントの取り過ぎだけは気をつけてください。
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なごみ整骨院でございます。