夜間頻尿の解消法(ふくらはぎ)

夜間頻尿の対策

寝る前にふくらはぎ(第2の膀胱)にいかに水分が溜まっていない状態にするかが重要です。

では、何をしたらいいのか?

① 夕方の足上げ

仰向けに寝て足を高く上げることで溜まった水分を減らしていくという方法です。

ポイントは、

  • 夕方くらいにおこなう
  • または、寝る4~5時間前におこなう

ことです。寝る前におしっこの水分を早めに循環させておくことです。

テレビなどを見ながらでもいいので、足を上げ運動をしてください。

最初は、20分くらい寝転がって足をクッションの上に乗せたりした姿勢でいることから始めてください。

 

逆効果なことは

風呂上り足を上げる

寝る直前や寝ている最中に段差をつけて足を上げる

ことで、睡眠中に血液の循環を活発にしてしまいますので注意してください。

② ストレッチ

なごみ整骨院では、ストレッチとマッサージに加えて、他では受けられない「自律神経の調整」「体のゆがみ調整」をおこない、心と体をリラックスさせ改善します。

イスに腰かけて足首を反対側の膝に乗せ、両手で足首と足先を持ちグルグルとつま先まで円を描くように大きく回します。10回ずつ左右ゆっくりおこなってください。

この動きによって、ふくらはぎの筋肉が動かされて水分が戻りやすくなります。

床に座って片方の足を伸ばし(膝は曲がっていても大丈夫)爪先をすねの方へ曲げてふくらはぎが伸びるようにします。10秒そのままにます。左右何回か繰り返しおこなってください。

立った状態で壁に両手を当てて、片足を後ろに伸ばし踵を床につけたまま、前側の膝をゆっくりと曲げていきます。ふくらはぎが伸びているのを感じながら10秒そのままにします。左右何回か繰り返しおこなってください。

③マッサージ

ストレッチが終わったらマッサージをします。

両手でふくらはぎを包み込むようにして、足側から膝の方へ血液を心臓に送り返すようにマッサージします。

特に、すねの内側で骨のすぐ後ろやふくらはぎの真ん中は、むくみやすいのでしっかりマッサージしてください。

足上げ運動と同じく夕方くらいにおこなうと、ふくらはぎの水分が減らすことができます。

④ふくらはぎを鍛える

筋肉は放っておくと年に1%ずつ減っていってしまうので鍛えておきましょう。

●踵上げ運動

壁やイスなどで支えながら立ち、両足を肩幅くらいに開いて立ち、ゆっくり踵を上げていきます。上げたら1秒そのままにしその後ゆっくりと踵を下します。

注意点は、反動をつけずに、ふくらはぎの筋肉を意識して動かすことです。10回ずつ左右おこなってください。

立っておこなうことが難しい人は、イスに座って行ってください。

弾性ストッキング

特殊な編み方で足首~ふくらはぎにかけて段階的に圧力をかけます。足の血液やリンパ液を心臓方向へ流れるようにサポートしてくれる医療用のストッキングです。病院に入院した時に「足の血栓」の予防に使うものです。

立ち仕事の人など、履いておくことでむくみを防ぐ効果もあります。

なごみ整骨院