夏バテとは
夏バテとは、
夏の暑い時に体温調節するために汗をうまく蒸発させることができずに残ってしまいのぼせてしまうことです。
冷房病とは
冷房病とは、
自律神経が乱れてしまったため体温をうまく調節できなくなった状態の事をいいます。
冷房病は、正式な病名ではなく主に冷房が原因で起こる自律神経のバランスが乱れた状態の事をいいます。
冷房病を軽く考えないで
冷房病は、
・足・腰や手足の冷え
・肩こり
・頭痛
・神経痛
・食欲不振
・発熱
などが引き起こされます。
きちんと入浴しないでシャワーだけですませてしまう習慣などは、常に体が冷やされている状態になってしまいます。
そこへ冷房による冷やし過ぎによって、低体温になったり免疫力の低下を引き起こします。
冷房病の原因は自律神経の乱れ
自律神経のバランスが乱れてしまうと、なかなか体が温まらず汗をかきにくくなります。
・血液の流れ
・心臓の働き
・胃腸の働き
なども乱れるため、全身に様々な症状が発生してしまいます。
疲労物質が体内に溜まってしまうため、
・だるさ
・疲れやすさ
など、夏バテの原因になります。
冷房病の症状
冷房病の症状としては、以下のものがあります。
①体がだるくなる
疲労物質(乳酸など)が蓄積されるため。
②肩こり・腰の痛み
筋肉などが冷やされるため。
③頭痛
ホルモンのバランスや血流の乱れ
④イライラ
自律神経のバランスが乱れるため。
⑤不眠や眠気
体温の調節がうまくできないため。
⑥めまいやふらつき
自律神経やホルモンバランスの乱れのため。
⑦むくみ
血流が悪くなり、老廃物の排出が滞るため。
⑧食欲不振や下痢
胃液が薄まり消化機能が落ちるため。
⑨肌荒れ
乾燥して肌の修復力が落ちるため
⑩足元の冷え
長時間イスなどに座り動かないため。
冷房病の対策
冷房病の対策としては、
①冷房の風に直接当たらない
直接当たってしまうと体の熱が急速に奪われてしまったり、のどや肌も乾燥してしまうため風の向きはうまく調節してください。
②冷たい飲み物や食べ物を控える
胃や腸を冷やしすぎると消化機能が低下し、食欲不振などを引き起こしてしまいます。温かいお茶などを飲むようにしてください。
③軽い運動をする
10分くらいでもいいので、軽く汗をかく運動をして血液の流れを良くして体温調節機能を高めておいてください。
④換気をする
冷房の効いた部屋に長くいると、体が寒さに慣れて鈍感になってしまいます。時々窓を開けて、外の空気を取り入れてください 。
⑤お風呂に入る
冷えた体を芯から温めて自律神経の乱れを整えるため、夜はシャワーだけでなく湯船にしっかりと入ってください。
冷房病にならないための温度設定
部屋の温度は、25℃~28℃を目安に寒さを感じないレベルで設定しておいてください。
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