夏の快適な睡眠法
<寝苦しい夏にぐっすり眠る方法>
・「暑くてなかなか眠れない」
・「寝苦しくてすぐに起きてしまう」
という方のために、寝苦しい夏でもぐっすり眠る方法を紹介します。
夏の寝苦しくなる原因
湿度が高いと皮膚からの熱の放散が進まなくなります。
深部体温(身体の深いところの体温)が下がるタイミングに合わせて眠気がやってきます。
深部体温は、午後8時頃から少しずつ低下してベッドに入った後も深部体温の低下は続き、自然な眠りにつながります。
湿度が高いと汗が蒸発しにくいため、皮膚からの熱放熱がうまくできなくなり、深部体温の低下が妨げられる。
熱が発生すれば気化熱が発生して、皮膚表面の熱を放出できる。
熱をうまく放出できなければ、いつまでたっても深部体温は下がらないため、寝ようと思っても眠りに入ることができません。
そのままの状態でベッドの中にいると、余計に汗をかいてベッド内の湿度が上昇します。そうするとその不快感がさらに寝付きの妨げになります。
睡眠不足が続くと、夏バテになる可能性があります
夏バテは、暑さによって体力が低下することにより起こります。
睡眠不足を無くす事が重要で、特に、都心部ではほとんどの世帯でエアコンを使うため、ヒートアイランド現象が発生してしまい窓を開けても熱い風が入ってきます。
夜中に何度も目が覚めてエアコンを入れたり切ったりしていると睡眠不足になり、自律神経も乱れて夏バテが加速してしまいます。
夏にぐっすり眠る方法
● 睡眠時にエアコンを使用する
睡眠には一定のリズムがあり、睡眠前半に深い睡眠が現れます。
ですので、深い睡眠が現れる睡眠前半の3~4時間だけエアコンを使ってください。
くれぐれも、つけっぱなしには注意してください。体が冷えすぎてしまいますから。
● お風呂の入り方
38~40℃のぬるま湯に20~30分ゆっくり入って、そのあと、1~2時間したら寝てください。
体温がしっかりと上がり、寝る前に体温が下がりやすくなり、楽に眠りにつくことができます。
● 頭を冷やす
塩枕を冷やして使うと氷枕以上に長い時間低い温度を保つことができます。
水滴が出るのでタオルなどを巻いて使ってください。
夏は体の冷えも快眠の妨げになる
暑い夏はどうしてもエアコンの効いた部屋で一日中過ごしてしまいます。
「肌寒い」状態が続くと、自律神経の調節がうまくできず、うまく体温調節ができなくなります。
その結果、慢性的な冷え症になり、寝付きが悪くなったり、夜中に何度も起きてしまうことになります。
シャワーだけでなく、お風呂にゆっくりと入るようにしてください。
心地よく眠るために、就寝前に体を温めておくことが大切です。
自律神経失調症について詳しくはこちら
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