マイコプラズマ肺炎

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「マイコプラズマ肺炎」についての説明画像です。

マイコプラズマ肺炎とは

「肺炎マイコプラズマ」という細菌(多様な形状を持っている自己増殖可能な微生物)に分類される病原体が引き起こすもので、特に14才以下の子供に発症しやすいと言われています。

呼吸器に感染することで発症します。

気管支炎を引き起こすのみでほとんどの場合はすみますが、重症な肺炎胸膜炎などになってしまうこともありますので注意が必要です。

 

マイコプラズマは、主に気道に感染します。

呼吸器系に感染すると、

  • 上気道炎
  • 咽頭炎(いんとうえん)
  • 気管支炎
  • 肺炎

になります。

 

特に肺で増殖するため肺炎を起こしやすく、マイコプラズマ肺炎と呼ばれます。

肺炎球菌による肺炎とは違うため、異型肺炎や「非定型肺炎」とも呼ばれています。

 

マイコプラズマ肺炎の症状

マイコプラズマ肺炎の症状は、

  • 鼻水
  • 鼻づまり
  • のどの痛み
  • 37℃位の微熱から39℃以上の高熱
  • 咳(せき)
  • 痰(たん)がからむ咳
  • 喘鳴(ぜいめい)ヒューヒュー、ゼイゼイといった呼吸になります

秋から冬にかけてピークになります。

いったんかかってしまうと、咳が1か月くらい続くこともあります。

 

マイコプラズマ肺炎の予防法

ワクチンなどの病原体に対する予防法はありません。

予防法としては、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染への対策となります。

 

普段から、

  • 手洗い・うがい
  • マスクの着用

など、風邪(かぜ)やインフルエンザの予防と同じです。

 

<手洗い>

  • せっけん(海面活性剤)
  • 1%の次亜塩素酸ナトリウム(ハイターを薄めたもの)
  • 70%エタノール
  • ミルトン

などの消毒薬に殺菌効果があります。

マイコプラズマ肺炎と風邪との違い

発熱は個人差が大きいため、37℃の微熱から38℃以上の高熱が3~4日間続くことがあります。

 

感染した人の25%が吐き気や嘔吐(おうと)・下痢(げり)などの消化器症状を引き起こします。

 

2~4日くらいで咳以外の症状は回復しますが、咳の長引き具合には注意が必要です。

 

1日の中である時間帯において症状がひどくなってしまうのも「マイコプラズマ」の特徴です。

早朝や夜間に咳がひどくなったり、夜間にだけ微熱が出るなどの症状が出ます。

 

 

ほとんどの場合、感染しても気管支炎程度の軽い症状が続くだけですが、高齢者は肺炎を誘発し重症化することがありますので注意が必要です。

自分で勝手に風邪だと判断して治療が遅れてしまうことも重症化になる1つの原因です。

咳による呼吸困難が見られる場合は、肺炎の可能性もありますので早めに医療機関へ行ってください。